フランス語検定4級、受かりました。
実は4級までは勢いで取れます。口述試験はないし、マークシートで選択問題なので・・・
本当にフランス語をモノにしたい我が身としては、情けない合格の仕方ですが、
私なりの勉強法をご紹介します。
【私の仏検4級対策の勉強法】
- 公式問題集(ガイドブック)を購入し、ますはなにも見ずに解いてみる。(この時点での現在の実力を100分の○○と把握しておきます。)
- 不正解、あてずっぽうで正解したもの、迷ったものなどをすべて洗い出し、ひとつひとつ正解を確認して、復習して潰してゆきます。
- テキストに付属していたCDをひたすら流してフランス語耳にしていく。一番聴いていたのは通勤の間でした。リピートしたりシャッフルしたり。とにかく毎日フランス語を耳にする習慣をつける。
- 聞いたり、目にしたりしたフランス語の単語で意味のわからないものは、その場で調べる。主にスマホ。手元に辞書があればそれでもよいですが、スマホの方が発音も確認できるので尚良しです。電子辞書も良いですが、私はあまり必要に感じませんでした。もちろんあれば便利です。
- テキストと公式問題集(ガイドブック)と参考書一冊を三つ巴で繰り返して読み解いてゆきます。あれこれ参考書を買って浮気はしない。結局読みきれないので。
【購入書籍について】
仏検対策に使った本は3冊です。
- 公式問題集「仏検公式ガイドブック」(フランス語教育振興協会)
- テキスト「Interactions 1/アンテラクション 1」(Cle International)
- 参考書「フラ語入門、わかりすぎにもホドがある!」(白水社)
①公式問題集「仏検公式ガイドブック」
なにはなくともこれは買いましょう!
仏検の過去問と回答と対策が書かれています。
実際の試験問題と同じなので、本番の雰囲気を味わえます。
ただし、これ一冊あれば大丈夫!ということではありません。
私は通学していたアンスティチュ・フランセのテキストと後述する参考書を連携させて勉強しました。
アマゾンでも一般の大型書店でも取り扱いがあります。
買う買わないは置いておくとして、一回は目を通されることをお勧めします。
購入が難しい方は、近所の公立図書館で購入依頼をしてみてくださいね。
⚠️ガイドブックは毎年「年度版」が発売されます。これは2019年度版です。
この本の内容についてはまた改めて記事にてご紹介予定です。
②テキスト「Interactions(アンテラクション)1」
通っていたアンスティチュ・フランセ(旧日仏学院)で使用していたこのテキストは本当によくできていると思います。(他の本を見るまでは気づきませんでしたが。。。)
この一冊を完璧にしておいたら検定試験のみならず、ネイティブとの会話も十分通用すると思います。
私のクラスメイトでご主人がフランス人の方がいいますが、彼女曰く「うちの夫が、このテキストは素晴らしい。僕らネイティブがよく使う表現だよ!と褒めているのよ。」と言ってました。
アンスティチュ・フランセに通っていなくてもテキストは購入できるので、一読をお勧めします。アマゾンでも販売してますが、ちょっと割高ですね。
この本の内容についても、のちの記事にてご紹介予定です。
③参考書「フラ語入門、わかりすぎにもホドがある!」
日本のフランス語学者で詩人の清岡智比古さんのフランス語入門書。
これは、良い本ですよ!おススメです!読んでいて面白いです。
清岡さんのときどき出る京都弁が楽しいです。どすえ。
私はまったく知識がなくフランス語を習い始めました。ボンジュールとメルシーくらい。
ABCもままならない状態でフランス語を教わったのが、フランス人講師でかつフランス語オンリーでした。(ときどき英語)
それでは残念ながら、文法がわかりませんでした。英語は理解できるのである程度まではわかるのですが、日本語で習うようにニュアンスや背景まで理解はできませんでした。
テキストに文法が書いてあってもフランス語のみだし、それを読み解く力がありません。
とにかく日本語でフランス語の構造を教えてくれる参考書が欲しかったのです。
それもかんたんにわかりやすく!(←ここ大事!!)
そこでネット検索やSNSでお勧めされていたこの「フラ語入門、わかりすぎにもホドがある!」を買うことにしました。
大正解です!
ひたすら読んで、問題を解いて、答え合わせをして復習して、また最初にもどってひたすら問題解いて…と習うより慣れろ、体で覚えろな体育会系習得術でした。
アンスティチュ・フランセの授業の予習復習にも大変役に立ちました。
中上級者には物足りないかもしれませんが、初学者にはとても力になる参考書です。
この本の内容についても、のちの記事にてご紹介予定です。
フランス語書籍専門書店「欧明社」
フランス語関連書籍の専門書店といえば 欧明社(おうめいしゃ)🇫🇷
飯田橋周辺と御茶ノ水にあるこの書店を、私はよく利用します。
本店にはポイントカード制度がありますし、通販もありますよ!
【欧明社ウェブサイト】 http://www.omeisha.com/?mode=cate&cbid=861459&csid=27
<実店舗所在地>
【本店】・・・飯田橋
【リヴ・ゴーシュ店】・・・アンスティチュ・フランセ東京(飯田橋)敷地内
【アテネフランセ店】・・・御茶ノ水
【MAP】
「楽しんで」モチベーションを保つ秘訣
フランス語に限らず、語学の勉強はコツコツ行うので、モチベーションを保つのが難しいですよね。
フランス語は楽しいし美しいし、ちょっと自慢できます!
周りにフランス語ができる人が意外と少ないのに、フランスの化粧品やワインやブランドが多く、その説明などを読むことができるのですから。
私は友達にしょっちゅう「これ何て書いてあるの?読んで!意味は?」と尋ねられます。
先日はFAUCHONの紅茶のラベルに「Les fruits rouges」と書いてあり、「赤い果物たち」と答えると、尊敬の眼差しを向けられました。
フレンチレストランでオーダーを頼むときも「Boeuf,poulet,poisson,oeuf」など読めて意味がわかるようになるのですから。(牛肉、鶏肉、魚、卵です)
ぜひ、フランス語を楽しんでください!
「フランス語ができる自分って素敵!」と思ってください!
私も流暢に使いこなせて、楽しんで会話できる自分が理想です。
一緒にがんばりましょう!
仲間がいるというのも、心強いものです!
以上、あなたの勉強法のお力に慣れれば幸いです。