パリ留学

【5日目夕方】アレジアのホームステイ先へ

homestay

↑画像はホームステ先のイメージです。グーグルさんよりお借りしました。

モンパルナス・ビヤンベニュー(Montparnasse-Bienvenüe)駅で4号線に乗り換え、アレジア(Alésia)駅で下車。

地下鉄の駅にエレベーターもエスカレーターもなくて、いや、あったのかもしれないけど見つけられず、えっちらおっちらスーツケースを階段で運びました。しんどー。

アレジア教会 Eglise Alésia
アレジア教会

徒歩20分は歩いたかなぁ。

途中迷子になってしまった!

運良く通りかかった初老ご夫婦に地図を渡し、「Je cherche ici… 」と質問すると、なんとご主人がわざわざアパルトマンを探しに行ってくれました。

その間奥様は「Tu a chinoise? Ccoréenne?」と優しく質問してくれました。
主語が「Tu」だったのは、私が年下だったからでしょうか。

「Je suis japonaise…」と告げたところで、ご主人が遠くでこちらを呼ぶ声が。
アパルトマン見つけてくれたようです。

「Merci beaucoup!!」と連呼することしかできなかった当時の私。それでも精一杯心を込めてお礼を言いました。

アパルトマンについたらついたで、こんどは通りかかった住人の方が私を見て「どこの家に用事かな?」というにこやかな様子で話しかけてくれました。

ホームステイ先の階数はわかるので、ドアフォンの使い方を教えてくれました。
オートロックシステムなので、エントランスのドアフォンからホスト先に連絡をして門をあけてもらいます。スーツケースがあるので迎えに来てくれるそうです。

数分後ホストマザーが手を振りながら現れました。な、な、なんと黒人!てっきり白人かと思っていたので驚きです。
「Bonjour! Bienvenue à Paris. Je suis Sephora.」
「Bonjour! Je suis Hiroko. Enchanté!」

教科書通りの挨拶をしてエレベーターへ。
サン=ジェルマン・デ・プレのアパルトマンにはエレベーターがなかったので、とても感動してしまった!

家に入るとまず驚いたのが「靴を脱ぐ」のです。

ロンドン留学時はベッドに入るまでずっと靴を履いていたのだけど、ここではドアを抜けたらすぐに靴を脱ぎます。

日本のように靴を脱ぐスペースはないのだけど、脱いだ靴を並べるスペースがあります。いや〜、意外だった。

部屋に通され、荷物を置くとファミリーの紹介。

お父さん(白人)、お母さん(黒人)、長男(23歳)、長女(10才)。

自己紹介が終わると、日本から持参のお土産を配りました。

お父さんには将軍トランプ、お母さんには和手ぬぐい、長男にはジブリ漫画のナウシカ、日本の漫画大好きな長女にはワンピース1巻。

長女はワンピースが大好きだそうで、漫画をめくると大興奮しながら「ねえ、ママ!見て見て!ルフィーが日本語しゃべってる!!!」・・・リアクションが新鮮だったなぁ。

一方長男はナウシカを知らなくて、それにおどろき!「ジブリは知ってるけどこれは知らないなぁ」と。世代なのか?こりゃ申し訳ないことしたな。。。。

フランスで人気だと聞き、お土産に持ってきた抹茶味のキットカットをみんなで食べながら、雑談。

「日本のどこからきたのか」
「なぜフランス語を勉強するのか」
「何年フランス語を勉強しているのだ」
「通う語学学校はどこだ?」
「パリで行きたいところはどこだ」
「好きなものはなんだ、何をしたいのか」

などなど。

片言で大汗書きながら懸命に答えると、自分の語学力のなさに情けなくなった。もっとしっかり会話力をつけないと・・・

夕食の時間になり、みんなで食卓を囲むのかと思ったら、一人で食べる形式だった。

レストランに通されたように暖かい食事がサーブされるが、ひとりは寂しかったなぁ。

まあ気を使ってくれたのだろうけど。。。

食後、部屋でテレビをつけながら荷物の整理。現地のテレビをつけると一気にその国に到着した気になりますよね。

シャワーを浴び、明日の学校の地図と使う路線の書かれたメモを見ながら、ベッドに入りました。

あー、無事に到着できてよかった!

■アレジア駅(Station Alésia)